牧師紹介

渡邊義明

20代の後半、自分の天職は何か迷い、まずは世界を見ようと考え、バックパッカーになりました。しかし、やがて30歳を迎える頃、社会に自分の立場を見出せない焦燥感や劣等感、また自分本位な生き方から来る罪悪感などに苛まれ、鬱になってゆきました。そして自分を責める思いが高じて、しだいに、自殺念慮に囚われていくようになってゆきました。そんな精神的危機の時、偶然に(神の絶妙なタイミングで)三浦綾子さんやカール・ヒルティという真摯なキリスト教徒の書かれた本に出会い、聖書の言葉に出会い、信仰について知り、生まれて初めて心の底から「ごめんなさい、神様助けてください!」と、すがるように神に祈り続けた夜、生ける神の存在を知りました。その時、同時に自分に出会ってくれた神を伝える牧師になる決心をし、神と共にある喜びに包まれながら、間もなく日本に帰り、東京の山谷地区にある教会で洗礼を受け10数年ホームレス伝道に携わりました。その後JTJ宣教神学校に導かれ、2011年同校を卒業し、エステルあきこ夫人と共に単立教会の牧師になりました。2012年より板橋泉教会に赴任し、〜2016年、日本基督教団の正教師となり、現在に至ります。

エステルあきこ

大学時代、結婚式聖歌隊のアルバイトで聖書の言葉「愛は寛容であり、愛は情け深い・・」1コリント13章4節~と出会い、愛からかけ離れている自分が見えた時から求道が始まりました。
卒業後中学教師の3年目に鬱になり、退職しました。その後教会に行き、イエスキリストの十字架の赦しのメッセージを初めて聞きました。イエスキリストを主と受け入れた時から、傷ついていた心も癒され、不思議な喜びが湧き上がるのを体験しました。
それまでのマイナス思考が主によって徐々に変えられていきました。オリジナル賛美曲も与えられ、歌うことによって主と共に生きる喜びは揺るがないものとなっていきました。
幾度かの試練の中で挫けそうになったときも、創造主は、変わることなく愛を注いで下さっていました。『この素晴らしい愛を伝えたい』と思い、2009年JTJ宣教神学校に入学しました。これからも、夫と共に主に従い喜びつつ、キリストの愛を伝えいきたいと願っております。