先日、関東地方は震度5の地震に見舞われました。「天災は忘れたころにやって来る」とは、関東大震災を経験された物理学者であり随筆家でもあった寺田寅彦氏の言葉だそうですが、「自然の長いサイクルと人間の寿命ではギャップ があるの […]
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「神への嘲笑」
創世記18章1〜15節
終末期の患者に肉体的、精神的、霊的な医療や看護、いわゆる緩和ケアをほどこす施設をホスピスと言いますが、もともとは「旅人の安息所」という意味でした。病院は英語でホスピタルですが、やはり元は「客をもてなすところ」という意味で […]
「永遠の契約の印」
創世記17章11節
アブラムは主なる神の導きに従ってカナンの地にやってきたとき、主から、「あなたの子孫を星の数ほど与えよう」との約束の言葉をいただいた時から24年の歳月が過ぎアブラムは99歳になっていました。その時、主がアブラムに現れて言わ […]
「神の時を待てずに」
創世記16章1〜16節
私たちは目に見える現実の中に希望が見えないとき、何の目に見える成果があらわれず、時ばかりが過ぎてゆくように感じるとき、焦りにとらわれ、神の時を信じて待つことができなくなってしまうことがあります。しかし、そんなとき誤った判 […]
光陰矢の如し、まだ日中は暑いですが朝まだ早いうちに目を覚ますと、虫の声が響いており、早くも秋の気配が感じられました。月日の巡るのは早いものです。 ☆ 人は瞬く間に過ぎ去るはかない存在だが、永遠なる神のもとに逃れ場がある […]
「主が与える勝利」
創世記14章10〜16節
ちょうど76年前の今日8月15日に日本がポツダム宣言を受諾し無条件降伏をする事により多くの尊い命を奪った太平洋戦争は終結しました。日本は当時、中国の鉄や石炭、石油などの豊富な地下資源を目当てに侵略戦争をしました。今日の聖 […]
「残り物には福がある」ということわざを聞いたことがあるかと思います。その意味は、人から選ばれずに、最後まで残った余りものの中に、本当に価値あるものが残っているということです。また、欲深く人と争う人よりも、人にゆずる寛大な […]
人生は旅にたとえられますが、信仰生活もまさに旅であると聖書は教えます。しかし、その旅は一人旅ではなく、いつも主が道連れの旅です。しかもその旅は死に向かう絶望的な旅ではなく、永遠の御国に向かう希望に満ちた旅なのです。 ☆ […]
いよいよ東京2020オリンピックが開催されました。本来オリンピックというものは古代ギリシャでゼウス神のために捧げられていた祭祀でした。そしてゼウス神とはギリシャ神話に登場する偶像神ですから、聖書によって示されている唯一の […]
「バベルの塔」
創世記11章1〜9節
「より速く、より高く、より強く」これをモットーに掲げたプレゼンテーションを行い、東京オリンピックの招致に成功しましたが、この度のコロナ禍により当初の計画はまったく頓挫してしまいました。しかし、「より速く、より高く、より強 […]