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礼拝メッセージ

「困ったことが起きた」
創世記34章30〜35章7節

渡邊義明牧師 

創世記34:30〜35:7

34:30 「困ったことをしてくれたものだ。わたしはこの土地に住むカナン人
やペリジ人の憎まれ者になり、のけ者になってしまった。こちらは少人数な
のだから、彼らが集まって攻撃してきたら、わたしも家族も滅ぼされてしま
うではないか」とヤコブがシメオンとレビに言うと、
34:31 二人はこう言い返した。「わたしたちの妹が娼婦のように扱われても
かまわないのですか。」 35:1 神はヤコブに言われた。「さあ、ベテルに上り、
そこに住みなさい。そしてその地に、あなたが兄エサウを避けて逃げて行ったとき、あなたに現れた神のための祭壇を造りなさい。」
35:2 ヤコブは、家族の者や一緒にいるすべての人々に言った。「お前たちが身に着けている外国の神々を取り去り、身を清めて衣服を着替えなさい。
35:3 さあ、これからベテルに上ろう。わたしはその地に、苦難の時わたしに答え、旅の間わたしと共にいてくださった神のために祭壇を造る。」
35:4 人々は、持っていた外国のすべての神々と、着けていた耳飾りをヤコブに渡したので、ヤコブはそれらをシケムの近くにある樫の木の下に埋めた。
35:5 こうして一同は出発したが、神が周囲の町々を恐れさせたので、ヤコブの息子たちを追跡する者はなかった。
35:6 ヤコブはやがて、一族の者すべてと共に、カナン地方のルズ、すなわちベテルに着き、               35:7 そこに祭壇を築いて、その場所をエル・ベテルと名
付けた。兄を避けて逃げて行ったとき、神がそこでヤコブに現れたからである。